オリエント考古美術
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古代エジプトの美術


魚形化粧パレット

出土地: エジプト
年代: 紀元前3千年紀
材質: 緑泥岩
寸法: 長さ 12.8 cm

緑泥岩の化粧パレットは王朝前の時から古代エジプトで使われていました。魚や鳥などの生き物を象ったパレットもあれば、カイロ博物館に保管されており、国家統一を描いた第一王朝のナルメル王の大型パレットも有名です。
このようなパレットは、化粧用の綺麗な色の石(赭土、赤鉄鉱、ラピスラズリ、孔雀石など)を砕いて粉にするために使われていました。このパレットの片面は、やはり石を砕く作業の結果やや凹んでいます。石の粉は植物油かあるいは動物の油と練ってから化粧に使用されていました。
この化粧パレットのモデルになった魚はティラピアと言うナイル川で取れる魚です。ナイル川の場面を描くエジプトのレリーフにも度々登場し、エジプト美術において好まれるモティーフでした。その数が多いことから豊穣多産の象徴でもありました。


鷺の習作 黒頭赤器 四つの頭を持つシェフトハット神

第26王朝(紀元前664 - 525年)
石灰石、高さ: 13.4 cm、幅:14.5 cm

紀元前4千年紀
研磨土器、高さ:16 cm

第26王朝(紀元前664 - 525年)
ラピスラズリ、高さ:1.5 cm


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